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松本です。
月曜日は「コラソン」の8巻と9巻の同時発売だったぜ!! あぁ、連載が終わったのが悲しい。 コラソンは本当に勉強になる。サッカー漫画だが、いろんなことに通じることを書いてくれている。 なにせ塀内夏子先生のマンガは、リサーチしたものをリアルに描いてくれる。変に読者に媚びたものは描かない。お色気とか萌えとか。 スポーツ選手に敬意を表した、汗臭い作品を描いてくれる。 今までサッカー漫画をいくつか描いてきた人だから、コラソンはとても秀逸だったと思う。 本人もコメントしている通り、「日本にもこんなFWがいたら」という思いを素直にぶつけていた。私の友人たちも、主役の戌井は技術もメンタルも日本人離れしていると言っていたが、ほんとすげぇや。 けど、もちろんFWだけの話ではない。 彼女の作品の魅力は、その着眼点だ。 ただストーリーを盛り上げるだけではなく、監督、DF、GK、チーム。コラソンはそのそれぞれにドラマがある。スポーツ選手に敬意を表していると言ったのは、そういう点だ。 こと、監督とチームに関した話は、とても参考になった。 長い前置きだが、何が言いたかったかというと、今回の公演で、コラソンがとても支えになった。 それはこんな言葉だ。 「顔を上げられず、声が出なくなってしまったチームは、負けてしまう。」 最終戦の前にヘルマン監督は、声を出すことに執着させる。 これを私は大切にしようと思った。 今回の公演で、詳しくは話さないが、顔も上げられず、声も出なくなった子がいた。何故そこまで無駄に追い詰めて、そのくせ、励まそうと飲み会を開くのか、私には全く理解が出来なかった。ナイフで刺して、えぐるようなもんだ。 すぐに助けることが出来なかった私もクソだが、後日、その子と二人で話した。なんとか笑顔を取り戻した彼女のその後の頑張りに、胸を撫で下ろした。 そんなことがあった。 顔も上がらず、声も出ないということは、もう戦えなくなったということだ。 顔を上げて、声を出すということは、戦う気持ち、やる気をキープしているということだ。 「声の大きさとやる気は比例するぞ!!」 ヘルマン監督は勉強になるなぁ。 俺自身顔が上がらなくなったら、この言葉を思い出して頑張った。これからもそうだろう。 コラソン全9巻、絶賛発売中!!!! PR |
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