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ホチキスは小屋入り前になると、一週間程ある場所に篭って、徹底的に稽古をする。模擬舞台を作って・・・。

当然劇場とは雰囲気が違うが、実際の大きさに限りなく近づけることで、演出的に可能かどうかを吟味しながら稽古をするのだ。
実際に劇場に来た方は分かるかもしれないが、今回の舞台ちょっと風変わりで、出掃けを見せる作りになっていたり、2階が危ない。なので、誰が何所から出たらいいかというのを、ものすごく考慮していた。
僕はとてもシンプルな出方、はけ方だったので良かったが、人によっては短距離走な人もいた。


今回の舞台は、実質、この稽古場に入ってからが稽古だった。
それまでは、ちょこちょこ試しながらとか、以前の記事にも載せたが、「このシーンはもっとやりようがあるかもしれない。壊してみよう」
などということをしながら稽古をしていた。
がっつり作り上げていくのは、この稽古場に入ってからだった。

とにかく凄いスピードだったが、そこが良かった。ついて行くのに必死な分、集中力も上がったし、時間が過ぎるのもあっという間。充実してました。

だからか、今回はなかなかのセリフ量だったが、その日渡されたシーンのセリフは、大抵数回呼んだだけで覚えた。
ホチキスの人はとにかくセリフを覚えるのが早い。
ある人なんか、それなりの長さのシーンなのに、煙草を吸う10分くらいの時間で覚えていた。

そんなんだから、私一人がいつまでも台本を持っているのは恥ずかしいと思い、必死で覚えていた。

あと、米山さんの台本はセリフが覚えやすかった。


楽しかったのは稽古だけでなく、アップの遊びもだが、それは写真に収められなかった（そんな暇が無かったのさ）。
ショックだったのは、ガッシャブルムのアップはバレーボールなのだが、それは前回ホチキスに出演した時にやったからである。
「俺達もホチキスのマネをするんだ！！」
ところが、
「アップでバレーをやったのは、その公演の時だけだよ」

毎回違うみたい。

アップも稽古も新しい知識を得たので、ガッシャにも取り入れられるところがあったら取り入れよう。

魔法少女まどか☆マギカ最終回見ながら更新中のたむらです

まつもとの間違いをこっそり修正しておいたぜ。
あぶないあぶない・・・

決して誰かの漢字が違ったとかそういうことじゃないんだぜ！本当だぜ？

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クリックばかりさせてごめんなさい。

写真①は、最終公演のラストの盛り上がりシーンの時の楽屋。
この時私の役は入院をして（執筆して）いるので、楽屋には私と衣装さんだけ。
「ああ、終わってしまう・・・。」と、思ったので、少しでも思い出をと一枚パシャリ。
私の場所は真ん中ぐらい。加藤さん山崎さんというイケメンズに挟まれて少し緊張してしまいましたよ。

写真②は、まさに私の所。汚い。

コンビニに買い物に行って帰って来ると、村上さんが、「まっちゃんのとこぐちゃぐちゃだよ」と、なぜかパシャパシャ撮影中。
ショックで口を押さえて固まる松本。に、全く気づかない村上さん。

（パシャパシャ）

だから松本が後ろにいますよ。

全く気がつかない。

その様子をニヤニヤ見ている山崎さん。

そしてそれにも、全てに気がつかないまま立ち去る村上さん。

松本「（片付けなきゃ）」
って思いました。
いや、だってさ、花粉症だからさ、あの狭いスペースにボックスティッシュとポケットティッシュとマスクとドリンク（パックとボトル）とメイクセットとetcを置いたら、そりゃあね。必要ない・・・かもしれないけど一応置いておこうって思ってしまう松本。

写真中央の河野さんに押し付けられたマックでもらったおもちゃ。

河野さん「あげる。楽屋に飾りなよ」
松本「いらないの？」
河野さん「楽屋に飾りなよ」
松本「いらないのに何故もらう？」
河野さん「飾りなよ」

即撤去しましたとさ。

松本です。これからはちょいちょい、公演の思い出をアップさせて頂きますぜ。

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写真①は、月曜日に来てくれた、ガッシャブルムの前回公演でお世話になった國井さん。
危うく劇場閉館になるまで話し込むところでした。わずかな休みをぬって来てくれてありがとうございました。

國井さん「よかったら来年一緒にやろうよ。」

この言葉、忘れずに催促しますよ、國井さん。


写真②は、我らがガッシャブルム旗揚げ公演に出演してくれた河野さん。
毎度毎度差し入れありがとうございます。カップ麺、美味しく頂きました。貧乏ちゃんだったので、カップ麺がこんなにありがたいと思ったことはなかったですよ。

他にも、写真を撮り忘れたけど観に来てくれたフレンド達。フレンズ。ありがとうございました。元気もらいました。
やっぱり緊迫した日が続くと、知り合いに会った時に心が一息つきますね。

松本です。

無事に全公演終了しました！！

ご来場下さった皆様、心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

憧れの劇団。
普段では考えられない大きさの劇場。
お話のキーマンの一人という、予想外の良い役。

などなど、この他にも載せられないような様々なプレッシャーや、個人的問題にぶつかり、正直、正直不安だった。
けど、幕が上がってからは、とちることはあれど、集中して、今まで以上の力が出せました。
本当に楽しい公演でした。

実際、幕が上がるまで、自分が笑いを取れるなんてちっとも思っていませんでした。全公演で笑ってもらえるシーンがあったり、お客さん達の笑い声で、自分のセリフがかき消されるなんてことがあるだなんて、夢にも思ってませんでした。思ってなかったので、心臓がビクドキッ！！ってなった。
「今回はまっちゃんのとこめちゃめちゃ受けたね」
なんて、劇団員の方に言って頂けて、嬉しかった。

とにかく今回は、見終わった人達の満足した笑顔が嬉しかった。あの笑顔に貢献できたことが嬉しかったです。

お客様方、共演者の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。