今回は、落語を舞台化することに挑戦してみます。
演目も絞られ、あとは、舞台化してゆくのみです。
ただし、落語をそのまま脚本に落とし込むだけでは、まともな舞台になりません。
まずは人数。
1人で演じる落語ですが、周りにいるあまり話さない人物を含めると、結構な数になる話もあります。
ましてや、「芸者衆が『こんばんは!』なんて来まして」と言うシーンでは、何人の女性が必要になるかわかりません。
話の筋は面白い。
しかし、今回の役者は5人。
それなら、うまく削ったりしなくちゃいけない。
あとは、セリフの長さ。
じっくり語ったり、立て板に水の長台詞が出てくる落語。
また、独り言が多いのも特徴です。
これをうまく舞台での会話にしなくちゃいけない。
こんな感じで、なかなかそのまんま使うわけにはいかない訳です。
その辺りは、先に修正したものを、稽古しながら改変していく感じだと思います。
ちなみに、一番苦労しそうなのが、4つの演目のつなぎの部分。
如何にお客さんの集中力を切らさずにつないでいくか。
立ち止まっても仕方がないので、走りながら考えるしかありませんね。
さてさて、2年ぶりの舞台。
お客さんに納得してもらえるものを作るために頑張ります!
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