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松本です。
ネガティブなタイトルでごめんあそばせ。 私は貧乏だ。裕福だったことは多分無いと思う。飲みに行くと、よくメンバーにお金を借りることもしばしばあるのは申し訳ないが、私は貧乏でも平気な男だ。 いや、お金を借りるのは申し訳なく思ってますよ。 大した稼ぎも無く、大して息つく暇も無く舞台を二年間やってきたから、やはり今も貧乏だ。前に書いた通り職を失ったし。 時には貧乏にはまっていたこともあった私だが、もちろんそんな私を快く思う人はいないだろう。 だが私の先生は違った。 一昨日稽古の後、何やら近場にシュウマイ屋が出来たから、一杯引っ掛けることに。 が、私はお金を使わないように、交通費しか財布にいれていなかった。給料日よ早く来いと思いながらも、私は断らざるを得なかった。 そしたら、「んなもんどうでもいいんだよ。払ってやる」と、一杯おごってくれた。 久しぶりのビールはうまかった。 この一杯で、先生はとても気分がよくなり、他にも生徒さんがいるのに、ずっと私と二人で語り合う形になってしまった。 他の生徒さんに申し訳ないと思いながらも、しかし、先生と私はうまが合う。 この貧乏に関しても考え方が同じだった。 「いくら貧乏してたって、芝居をやりたいんだからやればいいんだ。好きな事やりゃいいんだ。なのにetc」 他にも、いろんな点で私と考え方が似ている。今まで好きな事をやらせてくれたのも、そういう点で、先生がしてきたことを私にやらせてくれていたわけだ。先生と俺の何が違うかといったら、多分情熱の大きさだと思う。 ただ、私は先生の前では最強になる。環境に左右される男、松本だ。 前にも書いたが、私は稽古の出席率は最低だ。それでも久しぶりに顔を合わせると、腕試しをしたり何かしら語り合ってくれる。決して雑に扱わないでくれる。 懐がでかいというか、大雑把というか、まあそんな感じなのだ。 この数年で、芝居の話を真剣に語り合える人を失ってきた。が、本気で話し合える、兄貴分のヤマさんや、先生との出会いもあったわけだ。 まあ、それが嬉しいと思ったという話だ。 PR |
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