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【2024/04/26 19:49 】 |
夏の思い出「嗚呼、青春よ」編
台風が暑さを持って行ってくれて涼しくなってきた。やったー。グッバイ夏バテ。
年々、とても夏に弱くなっていく松本です。


8月の中旬のことである。そう、やっと始めた夏の思い出編なのに、早速夏後半の話ですまない。

私は姥貝氏と、高校の演劇部の顧問の先生と会っていた。それはとあるイベントを観にいったためである。

先生と再会したのは6月ぐらい。6年ぶりの再会なのに、隔たりを感じさせない先生である。今でも仲良くしてくれるのは嬉しい限りだ。
その時に、イベントに行こうという話になった。

そう、私とメンバーの姥殿は、高校の先輩後輩の間柄なのである。ちなみに代表の私が後輩だ。

実際、先輩と深く関わるようになったのは、在学中というより、私が卒業をした後だった。
たまたま高校演劇に二人が関わることになり、そこで再会を果した二人は、その5ヶ月後、ガッシャブルムの前に結成していた、劇団鍵穴を結成。この時の代表は姥殿だ。

当時大学生だった我々は、演劇以外に強く結びつけるものがあった。


酒だ。


しかし我々は貧乏学生で、当時私は熊谷に住んでいたため、東京に行くのも一苦労。
そこで我々は、「貧乏飲み」と称し、飲み屋に行くと、つまみはほとんど頼まず、その店で一番安い焼酎を頼み、水と氷で頑張るという飲み方をしていた。

結果、いつしか二人とも、焼酎が大嫌いになった。(私は今は飲める)
名前を聞くだけで吐き気がするぐらい飲んだのだ。ちなみにその時飲んでいた焼酎の名前は今だに覚えているが、書かない。

じゃあ次はどうしようかと。先輩が、そのまた先輩に教え込まれていた、日本酒である。
そう。私が日本酒を飲むようになったのは、姥殿の影響なのだ。


私が大学3年生になり、熊谷から東京に戻った頃。我々は、日本酒にハマりにハマっていた。

そんな折、我々は、ある飲み方を考案した。

そいつがこれだ。

110821_172138.jpg

嗚呼、青春


我らが母校は、多摩川に面していた。そして卒業した後も、遊びに行っていた。
我々は、川原で飲むことにした。

これを「外飲み」と呼んでいる。

この外飲み、ただ川原で飲むだけがメインではない。そもそも何故川原で飲みだしたか。

「飲み屋に行くと、一人3000円はする。ならば、はじめから3000円を出して、普段俺達が飲めないような、高い酒を買って飲もうぜ」

二人で6000円。もう一人の仲間がいたら9000円。そのお金で、まだ20歳過ぎてそこそこの我々は、純米大吟醸のお酒を買って飲んだのだ。

当時は純米大吟醸なんて、持つ手も震えるほど、緊張してコップに注いだものだ。そして一口。口に含むと広がる、まぁなんとも素晴らしいお米の香り。水が染み込むように、優しく喉の中に吸い込まれていく。あまりの美味さに口の中にツバが溜まる。また一口。まったく、いつまでもニヤニヤしながら飲んだものだ。

そしてこの美味い酒を飲みながら、遅くまで語り明かした。悩みを打ち明けた。

夏になると、必ずやっていた、我々の一大イベントであり、青春だった。


しかし、大学を卒業してから、すっかりご無沙汰になっていた。毎年「やろう」と言うのに、いつも流れていた。



それが今年、先生との再会も経て、学生時代を思い出し、3年振りに実現した。

私がお金が無かったせいもあるが、初めは酒屋で安い酒を二本買って飲むつもりで、一生懸命選んでいた。が、すぐに二人は思い出した。「そもそも、外飲みとは何であったか?」

二本の内一本は、5000円のお酒にした。

3年振りの外飲み。まるで学生時代を思い出したかのように、べろべろになり、いつまでも話が尽きない。尽きなすぎて、危うく終電を逃すところだった。「もう3時間ぐらい経ったかな?」と思って時計を見たら、6時間近く話し込んでいた。

とても懐かしい、我々にとって、夏ならではの思い出になった。



次回、夏の思い出 「復活」編
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【2011/09/24 22:27 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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